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AWS クラウドプラクディショナーとは?
AWS クラウドプラクディショナーとは、Amazonが提供するクラウドサービスであるAWSのエントリーレベルの知識を持っていることを証明する資格です。AWS CLFという略称で記載されることが多いため、以下ではそのように記載します。
エントリーレベルということで、AWSで扱うことができるサービス全体の知識が広く浅く求められます。また、AWSを扱う上で抑えるべき用語や概念なども抑える必要があるため、これからAWSを学習しようとする人ならば避けては通れない範囲かと思います。
受験料が1万円を超えるため本試験をスキップして、他のAWS認定試験を受けるというのも一つの手ではありますが、結局AWSのどの認定試験を受けるにしても、AWS CLFの範囲を学ぶことになるため、ここで手を抜かずにしっかりと学ぶことをオススメします。
クラウドサービスを既に使ったことがあるという方や、ネットワークやデータベースの管理といった運用に携わったことがあるという方は、AWS特有の用語を覚えるのに苦労するくらいで、学習に詰まることはないでしょう。AWSのサービスは常に更新されており、古い参考書等や問題集を使うと、「そのサービスは現在だと使えなくなっている」ということも珍しくないため、学習時は注意するようにしてください。
AWS CLFの詳細①
- 試験頻度:いつでも
- 受験料:1万円~2万円くらい
- 受験会場:オンライン or テストセンター
- 問題数:65問 (うち15問は採点対象外)
- 試験時間:90分
試験はオンラインとテストセンターでの受講二種類があり、それぞれ専用サイトでいつても予約可能です。
ブログ主はテストセンターで予約して受験しました。その際には身分を証明する物『2つ』の提出を求められたので忘れないようにしましょう。詳細はAWSから英文メールで送られてくるため確認を忘れないようにしてください。また、顔写真も撮影されることになります。
問題の中には採点対象外のものもあり、どれがそれなのかは分かりません。点数配分も明かされていないため、山を張って対策するというのは難しいように思います。問題の難易度もそれほど高くないですが、広く浅い範囲を満遍なく抑えておくことが重要になります。また問題の出し方の癖として、「実際の事象をAWSのどのサービスを使って解決するか」というパターンは必ず出るようです。ただAWSサービスを覚えるだけでなく、そういった実際の事象で扱えるか? まで抑えるようにしましょう。
AWS CLFの詳細②
- クラウドコンピューティングの概要
- クラウドのコンセプト
- セキュリティとコンプライアンス
- AWS環境の構築
- コンピューティングサービス
- ネットワークサービス
- ストレージとデータベースサービス
- 機械学習/人工知能およびデータ分析
- その他のサービス
- 請求と料金モデル
上記はサイトの一番下に添付した黒本にまとめられた章を列挙したものです。公式で明確なシラバスが分からなかったですが、AWSというサービスについて幅広い知識が求められることが分かります。
勉強してみるとそれぞれの用語や知識は、体系的に積み重ねていくことが大事だと思います。例えばコンピューティングサービスでは主に、EC2という仮想サーバーサービスについて学ぶことになりますが、EC2からDBにアクセスする方法や、実際に使った際の料金などは別のサービスを使うことになります。また、バックアップする際は災害時に特化したものなどもあったりと、その繋がりはあまりに膨大です。それらを丁寧に整理して覚えないと、跡から混乱するため注意するようにしてください。
AWS CLFの勉強法
- 勉強期間:8/23~9/13(およそ3週間)
- 前提知識:AWSをちょっと触った程度
勉強で使った書籍は2冊です。
1冊めは「徹底攻略 AWS認定 クラウドプラクティショナー教科書 第2版[CLF-C02]対応」。いわゆる黒本と呼ばれる書籍です。およそ19日ほどかけて一周し、全ての問題を理由を説明して回答できるようにしました。
2冊目は「図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術が これ1冊でしっかりわかる教科書」です。黒本の問題はサービスごとに書かれているというよりは、セキュリティに関するサービスの一覧と使い方、DBを取り扱うサービスの一覧と使い方……というようなまとめ方のため、サービス毎の深掘りはされていません。
何かサービス毎の深掘りをした書籍が欲しいと思って購入しました。とはいえこちらの書籍は、営業の方でも読めるというようなコンセプトだったみたいなので、上記のような勉強目的には不適だったように思います……ただし図解はかなり分かりやすかったので、AWS CLFの勉強のためという目的ならば黒本だけで十分でしょう。
あとはDBやネットワークといった知識も最低限必要になってくるため、その辺りの書籍も1冊あれば良いでしょう。
本資格は「IT業界未経験」という方で受験する方が多いように思います。そういった方は暗記で乗り切ってしまうかもしれませんが、ネットワークやDBの概要についても、もっと深掘って学習した方が、今後のためになるように思います。少なくともAWS CLFを取得したらネットワークやDBも学習できたとは思わないようにしてください。それぞれの技術の沼というのは、あまりに深いので……。