社会人のメモ帳

忘れたくないことアレコレ

【勉強効率化】猫に勉強記録を報告させている件①

私には先生猫がいる

本ブログは技術系ブログである。

技術系ブログである根拠として、資格に合格したという成果を上げておきたい。それぞれ、それ相応の技術力がブログ主にはあるということを教えてくれるはずだ。その合格の裏には「先生猫」が存在する。

上記は「先生猫」から毎日のようにdiscord上で送信されていた「Java Gold」の勉強記録である。ご覧の通り、章毎に勉強してからの空き日数を連携してくれるのだ。これによりサボりが明確に可視化される。これは結構な刺激となった。

仕事をしながら、毎日少しでも勉強をするように心がけようとしても、どうしてもできない日があったりする。そういった中、少しでも時間を作って勉強をしようとした時、「先生猫」からの報告を見て、一番手をつけられていない章をとりあえず勉強する。これはどこを今日は勉強しようかという指針になる。これだけのことかもしれないが、とても有難い。

そんな「先生猫」は下記のような段階を踏んでやって来た。

  1. Googleスプレッドシートでの勉強記録の管理
  2. Googleフォームを使っての勉強記録の効率化
  3. GASを使ってのdiscordへの情報連携

勉強した記録をどうにか楽にしたいと重い、最初はスプレッドシートに勉強する度に、解いた問題の正答率を記録していたのだが、これがあまりに面倒だった。そもそもこんなことをして意味があるのだろうかという疑問が出てくる。

「記録してその経過から勉強記録を立てよう」という高尚な目的があるにも関わらず、スプレッドシートに勉強記録を列挙するだけでは、そもそも記録するのが面倒なこと、記録した内容が全く生かされないこと……などなど全くもって役に立たなかったのだった。

という訳で、その課題を解決するために、GoogleフォームとGAS、discordを活用することにしたのだ。

Googleフォームとは

Googleフォームとは上記画像のように、問題と選択肢を自作して回答することができるGoogleのツールである。作るための前準備としてはGoogleアカウントを作るだけで済む上、操作は単純である。

フォームの作成は下記手順で作成できる。

  1. ドライブを開き適当なフォルダを作成する
  2. 右クリックでGoogleフォームを選択する


Googleフォームを作成すると下記のようなタブがある画面が表示される。この中の「回答」タブを選択し、「スプレッドシートにリンク」をクリックすることで、質問で行った回答がスプレッドシートに集計されるようになるのだ。

この機能を使い、自分が勉強した内容をスプレッドシートに集計することができるようになった。Googleフォームを使うことで勉強記録の方法を簡略化、スマホでも気楽に勉強内容を記録できるようになったことで、記録が面倒という諸問題が一気に解決されることとなった。

ちなみに、「スプレッドシートにリンク」をクリックした際の画像はこちら。ここでスプレッドの名前なども自由に決められるようになっているという訳だ。

GASとは

Google Apps Script」の略であり、Googleフォームと同様にGoogleから提供される業務の自動化や拡張機能を使うことができるアプリケーションである。これがかなり便利だ。

Java Scriptベースの言語であること、また導入のために必要なのはGoogleアカウントだけであるということもあって、開発難易度はかなり低い。開発のための手順としては下記の通り。

  1. 自動化する業務がある対象のスプレッドシート拡張機能タブを右クリック
  2. その中のApps Scriptを右クリック

実際の開発画面としては下記の通り。個人的には直観的で操作しやすいインタフェースだと思っている。Java Scriptベースの言語であること、Google提供のサービスのため資料には事欠かないこともありがたい。これは使わない手はないだろう。

discordとは

テキストチャットや音声通話、ビデオ通話まで兼ね備えたコミュニケーションツールである。普段はゲームをするときのオンライン通話などで使うことが多いのだろうが、ブログ主の使い方は特殊かと思われる。

discordの使うにはまず、目的に応じたサーバを立てることから始まる。作ったサーバには友人を招待し、その友人との会話や通話を楽しむことができるようになる。しかし残念なことに友人が少ない自分は、自作サーバに「先生猫」を呼び出しているだけだ。

「先生猫」の生み出し方としては下記の通りである。

  1. 作成したサーバのチェンネルの編集画面へと遷移
  2. タブの「連携サービス」を選択
  3. ウェブホック作成をクリックし、新規ウェブホックを作成する

「先生猫」の正体は、このウェブホックである。

ウェブホックとは外部のサービスとの間に情報を連携することができる機能を提供してくれるサービスである。これによりGASを使ってスプレッドシートの情報を、discordにメッセージを送ることができるようになっている。

まとめ

ここまで画像を貼って「先生猫」の作り方の概要を説明した。次の記事ではより詳細を説明したい。改めて手順を整理すると下記の通りだ。

  1. Googleフォームを使って学習記録をスプレッドシートに保存できるように選択肢などを作成する
  2. スプレッドシートにまとめられた学習記録を見やすいように整形する
  3. 整形されたデータを元にGASを使ってdiscordのウェブホック宛てにメッセージを送る

次回以降の記事では、それぞれのツールである「Googleフォーム」「GAS」「ウェブホック」の使用法を段階に応じて、より詳細に説明していく。